AutoCADとJWWの変換についてお探しですね。

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AutoCADとJw_cadのデータ変換、もう失敗しない!実務で使える完全ガイド

建設業界や設計の現場で働いていると、AutoCADとJw_cadのデータ変換って避けて通れないですよね。

高機能で世界標準のAutoCADと、日本で絶大な人気を誇る無料ソフトのJw_cad。

この2つのCADソフト間で図面をやり取りするとき、「文字化けしてて何が書いてあるかわからない!」「縮尺がおかしくて線が画面の外に飛んでる!」「貼り付けたExcelの表が消えてる!」なんて経験、一度はありませんか?

この記事では、そんなトラブルを防ぐために知っておきたい、DXF形式を使った正しい変換の手順と、実務レベルで役立つテクニックをわかりやすく解説します。

ただファイルを保存するだけじゃダメなんです。

ちょっとしたコツを知っているかどうかで、作業効率が大きく変わりますよ。

まずは基本!DXF変換と「バージョン選び」がすべて

AutoCADの標準ファイル形式は「DWG」、Jw_cadは「JWW」。

実はこの2つ、そのままでは互換性がありません。

そこで登場するのが、橋渡し役となる「DXF」という中間ファイル形式です。

でも、ただDXFで保存すればOK…というわけにはいかないんです。

実は一番大事なのが「DXFのバージョン選び」なんですね。

AutoCADは毎年のようにバージョンアップしていて、それに合わせてDXFの中身も進化しています。

一方、Jw_cadは更新ペースがゆっくりなので、最新のAutoCAD形式のDXFには対応しきれていないことが多いんです。

最新のAutoCADで「AutoCAD 2018 DXF」なんて形式で保存してしまうと、Jw_cadで開いたときに「ファイル形式が不明です」ってエラーが出たり、データの一部が消えたりしちゃいます。

迷ったら「R12 DXF」が最強

実務で一番安全なのは「R12 DXF」です。

めちゃくちゃ古い形式なんですけど、データ構造がシンプルなので、Jw_cadでの読み込みトラブルがほとんど起きません。

ただし、R12形式にはデメリットもあります。

寸法線やブロック図形みたいな複雑なものが、ただの線や文字にバラバラに分解されちゃうんです。

レイヤー構造とか寸法の属性をある程度残したいなら、「AutoCAD 2000/LT2000 DXF」か「2004 DXF」を選ぶのがちょうどいいバランスです。

相手の環境がよくわからないときは、とりあえずR12形式を試してみる。

これが鉄則ですよ。

文字化けと位置ズレを防ぐフォント設定のコツ

データ変換でいちばん困るのが「文字」のトラブルです。

AutoCADできれいに配置したはずの文字が、Jw_cadで開くと「???」になってたり、位置が大きくずれて枠からはみ出してたり…。

これ、「フォントの種類」と「文字コード」の違いが原因なんです。

プロポーショナルフォントは使わない

AutoCADで「MS Pゴシック」みたいなプロポーショナルフォント(文字ごとに幅が違うフォント)を使っていると、Jw_cadに変換したときに文字幅の計算が合わなくて、文字列が異様に長くなったり重なったりします。

データ変換を前提にするなら、AutoCAD側では「MS ゴシック」や「MS 明朝」といった等幅フォント、もしくはCAD専用のストロークフォントを使うようにしましょう。

これだけで、変換後のレイアウト崩れがグッと減ります。

特殊記号には要注意

AutoCADとJw_cadでは、使える特殊記号の範囲が違います。

特に、AutoCAD独自の制御文字(直径記号の「%%C」とかプラスマイナスの「%%P」とか)は、DXF変換を通すと正しく変換されず、文字化けしやすいポイントです。

大事な注釈や寸法数値に特殊記号が入ってる場合は、DXF保存する前に「分解」コマンドで図形化してしまうか、普通の文字列に置き換えておくのが安全です。

縮尺ズレを防ぐ「単位設定」のチェック

「図面を開いたら何も表示されてない!と思ったら、画面の端にゴマ粒みたいな点があった…」こんな経験ありませんか?これ、AutoCADとJw_cadの「単位」に対する考え方の違いが原因なんです。

AutoCADは基本的に「1単位=1mm」で扱われることが多いんですが、土木図面なんかだと「1単位=1m」で作図されることもあります。

一方、Jw_cadは用紙サイズと縮尺の概念が強くて、読み込むときにその解釈を求められるんですね。

変換前の単位確認が超重要

AutoCADからDXFを出力するときは、まず作図単位が「ミリメートル」になってるか必ず確認してください。

メートル単位で作図されてる場合は、変換前に1000倍にスケールアップ(尺度変更)して、ミリ単位に合わせておきましょう。

これだけで、Jw_cad側での読み込みがずっとスムーズになります。

Jw_cad側の読み込み設定もチェック

Jw_cadでDXFファイルを読み込むときの設定も大事です。

ファイル選択時のダイアログにある「DXF読み込み設定」で、以下の点に注意してください。

– **図面範囲の認識:** ファイル内の最大座標を読み取って自動で縮尺を決める機能があるんですが、AutoCAD側で遠く離れた場所にゴミデータ(不要な点や線)が残ってると、縮尺が極端に小さく計算されちゃいます。

– **寸法の扱い:** 「寸法線を図形として読み込む」か「寸法属性として読み込む」か選べます。

確実性を求めるなら「図形」として読み込む方が無難です。

変換前にAutoCAD側で「WBLOCK(ブロック書き出し)」コマンドを使って、必要な図面範囲だけを別ファイルとして書き出してからDXF化すると、縮尺トラブルの原因になる不要なゴミデータを排除できるので、めちゃくちゃ効果的ですよ。

Excelの表データは要注意!消える前に対策を

設計図面では、仕上げ表や部品リストをExcelで作ってCAD図面に貼り付けること、よくありますよね。

AutoCADには「データリンク」っていう便利な機能があって、Excelの内容を動的に図面に反映できます。

でも、この「データリンクされた表」や「OLE貼り付けされたExcel」は、DXF変換における最大の落とし穴なんです。

リンク貼り付けはJw_cadには継承されない

AutoCAD上でExcelと連携(データリンク)して表示されてる表は、あくまでAutoCADの機能で表示されてるだけです。

これをそのままDXFに変換しても、Jw_cad側ではリンク情報はもちろん、表の画像すら表示されない「空白」状態になることがほとんど。

これは、異なるアプリケーション間でのオブジェクト埋め込み(OLE)の互換性が、DXF経由では維持できないからなんです。

変換前に「分解」するのが正解

Excelの表データをJw_cadへ確実に渡すには、AutoCAD側でDXF保存する前に、表オブジェクトを「線分」と「文字」に分解する必要があります。

手順はこんな感じ:

1. AutoCAD上で表を選択する
2. 「分解(EXPLODE)」コマンドを実行して、表を単純な線とテキストデータに変換する
3. この状態でDXF保存する

この手順を踏むと、Excelとのリンク機能は失われますが、Jw_cad上でも「線で描かれた表」と「文字」として確実に表示・印刷できるようになります。

ちょっと手間ですけど、これが一番確実な方法です。

大きな表を扱う場合は、AutoCAD側で表を分割してから貼り付けるか、最初からCADの線分で表を作成する方が、トラブルのリスクを減らせますよ。

最後の仕上げ!変換後のチェックポイント

AutoCADからJw_cadへの変換は、単なるファイル形式の変更じゃなくて「翻訳」作業に近いんです。

言葉のニュアンスが変わるように、線の太さや色、ハッチング(塗りつぶし)の表現も変化します。

ハッチングと線種は特に注意

特に気をつけたいのが「ハッチング」と「線種」です。

AutoCADの高機能なグラデーションハッチングや透過性は、Jw_cadには存在しない機能なので、変換時に塗りつぶしが消えたり、真っ黒な塊になったりすることがあります。

DXF変換用には、複雑なハッチングは削除するか、単純な斜線パターンに変更しておくのが賢明です。

線種についても「点線が実線になっちゃった!」って問題がよく起こります。

これは線種尺度の定義が違うからです。

Jw_cadで開いた後に、線属性設定からピッチを調整する作業が必要になることを前提にしておきましょう。

データを渡す相手には「AutoCADからの変換データなので、線種ピッチの調整をお願いします」って一言添えておくと、お互いスムーズに仕事が進みますよ。

まとめ:完璧を求めず、「伝わる」ことを目標に

完璧な互換性を求めるんじゃなくて、「編集可能な状態で情報を伝える」ことをゴールに設定しましょう。

DXFのバージョン管理と、事前データの整形(分解・掃除)を丁寧に行うこと。

これが、AutoCADとJw_cadのデータ変換を成功させる最大のコツです。

最初は面倒に感じるかもしれませんが、一度流れを覚えてしまえば、トラブルで悩む時間が大幅に減って、本来の設計業務に集中できるようになりますよ!

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