AutoCADのショートカットについてお探しですね。
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AutoCADをもっと速く!今日から使えるショートカットとエイリアスのコツ
AutoCADで図面を描いていて、「マウスをあっちこっち動かして、アイコンを探してクリックして…」の繰り返しにうんざりしていませんか?実はこの数秒の積み重ねが、1日トータルで見ると驚くほどの時間ロスになっているんです。
ベテランの設計者が信じられないスピードで図面を仕上げられる秘密、それは「左手でキーボード、右手でマウス」という両手使いの技にあります。
特に重要なのが「コマンド入力」です。
この記事では、AutoCAD初心者の方でも今日からすぐ使える便利なショートカットと、自分好みにカスタマイズできる「エイリアス(pgpファイル)」の編集方法を、わかりやすく紹介していきます。
1. 「エイリアス」と「ショートカット」って何が違うの?
AutoCADを速く使いこなすには、まず「エイリアス」と「ショートカットキー」の違いを理解することが大切です。
初心者の方はこの2つをごちゃごちゃにしがちですが、使い分けられるようになると作業がグッと楽になりますよ。
「ショートカットキー」というのは、Windowsでもよく使う「Ctrl + C(コピー)」や「Ctrl + S(保存)」のように、複数のキーを同時に押す操作のこと。
主にファイル操作などで使います。
一方、AutoCADならではの便利機能が「コマンドエイリアス」です。
これは「L」と入力してEnterキー(またはスペースキー)を押すだけで「LINE(線分)」コマンドが実行される、という短縮入力のことなんです。
画面上のアイコンをマウスで探してクリックする場合、目線を動かして、マウスも動かして…と2つの動作が必要ですよね。
でもエイリアスを使えば、画面を見たまま左手の指だけでサッとコマンドを実行できます。
例えば「線分(L)」→「円(C)」→「移動(M)」とコマンドを切り替えるとき、マウス操作だとアイコンを探すのに数秒かかりますが、エイリアスなら0.5秒もかかりません。
この差が積み重なって「作業スピード3倍」という結果につながるわけです。
まずは、キーボードの左側にあるキーを中心に、よく使うコマンドのエイリアスを指に覚えさせること。
これが脱初心者への第一歩です!
2. 【保存版】絶対覚えたい!現場で使える最強ショートカット一覧
ここでは、実際の設計現場でよく使われる、これだけは覚えておきたいコマンドエイリアスとショートカットキーを厳選して紹介します。
AutoCADには山ほどコマンドがありますが、実は実務で常に使うものって全体の2割くらいなんです。
まずは以下のリストを覚えるだけで、毎日の作業がかなり楽になるはずですよ。
ちなみに、Enterキーの代わりにスペースキーを使う癖をつけると、親指で確定できるのでホームポジションを崩さずに高速入力できます。
これ、めちゃくちゃおすすめです!
作図・修正系エイリアス(左手だけで打てる基本コマンド)
– **L**:LINE(線分)… いちばん基本の線を引くコマンド
– **PL**:PLINE(ポリライン)… つながった線を描くときに便利
– **C**:CIRCLE(円)… 中心点を決めて円を描く
– **REC**:RECTANG(長方形)… 対角の2点で四角形を描く
– **M**:MOVE(移動)… オブジェクトを動かす
– **CO**(または**CP**):COPY(複写)… オブジェクトをコピー
– **O**:OFFSET(オフセット)… 等間隔に平行線を作る神機能
– **TR**:TRIM(トリム)… 交差する線で不要な部分をカット
– **EX**:EXTEND(延長)… 線を指定した場所まで伸ばす
– **F**:FILLET(フィレット)… 角を丸めたり、角をきれいに閉じたり
ファンクションキー・制御系(ワンタッチ切り替え)
– **F3**:オブジェクトスナップ(OSNAP)のオン/オフ
– **F8**:直交モード切り替え。
水平・垂直に線を引きたいときに
– **Ctrl + S**:上書き保存。
フリーズ対策に癖にしておこう
– **Ctrl + Z**:元に戻す(UNDO)。
ミスったらすぐこれ
これらのコマンドを覚えるときは、ただアルファベットを暗記するんじゃなくて、「Lを押してスペース、始点をクリック」っていう一連の流れを体で覚えることが大事です。
最初はキーボードを見ながらでOK。
1週間くらい意識して使い続ければ、自然と指が動くようになりますよ。
特に「オフセット(O)」「トリム(TR)」「フィレット(F)」あたりの修正コマンドは、アイコン探すよりエイリアスの方が断然速いので、優先的にマスターしましょう。
あと小ネタですが、マウスの中ボタン(ホイール)をダブルクリックすると「図面全体を表示(Zoom Extents)」できます。
これも作図中の視点移動にめちゃくちゃ便利なので覚えておいてください!
3. 自分専用の設定を作ろう!エイリアス(pgpファイル)の編集方法
基本のエイリアスに慣れてくると、「コピー(COPY)ってよく使うのに、なんで『CO』って2文字も打たなきゃいけないの?『C』だけで実行したいんだけど…」みたいな不満が出てくると思います。
実は、AutoCADのエイリアス設定は自分好みにカスタマイズできるんです!デフォルトでは『C』は円(CIRCLE)に割り当てられていますが、自分の仕事内容に合わせて変更すれば、さらに効率アップできます。
AutoCADのエイリアス設定は「acad.pgp」というテキストファイルで管理されています。
昔はこのファイルを探してメモ帳で編集する必要がありましたが、今のバージョンなら画面上から簡単に編集できるツールがあるので安心してください。
エイリアス編集の手順
1. **エディタを開く**
AutoCADの「管理」タブをクリック→「カスタマイズ」パネルの中にある「エイリアスを編集」を選択(またはコマンドラインに`ALIASEDIT`と入力)
2. **コマンドの追加・変更**
表示されたウィンドウで「追加」または既存のコマンドを選んで「編集」をクリック。
例えば、エイリアスに「C」、コマンドに「COPY」を割り当てれば、Cキーだけでコピーできるようになります(元のCIRCLEは「CI」などに変更しておくといいですよ)
3. **設定の保存と反映**
変更を完了してダイアログを閉じれば、自動的にpgpファイルが保存されます。
もし反映されない場合は、コマンドラインに`REINIT`と入力して、「PGPファイル」にチェックを入れてOKを押せば、再起動なしで即座に設定が反映されます
注意点
編集するときの注意点がいくつかあります。
まず「元の設定を忘れないようにする」こと、そして「バックアップを取る意識を持つ」こと。
会社の共有パソコンを使っている場合、勝手にエイリアスを変更すると他の人が困ってしまうので、必ず同僚に確認するか、自分専用のプロファイルを作って切り替えて使うなどの配慮が必要です。
また、あまりにも標準とかけ離れた設定にしすぎると、新しいバージョンのAutoCADを使うときや、他の人のPCで作業するときに全然操作できなくなるリスクもあります。
カスタマイズは強力な武器ですが、「標準操作もできた上で、自分用に最適化する」っていうバランス感覚が、長く活躍するためには大切です。
4. プロはこう設定する!作業スピード3倍のカスタマイズ戦略
エイリアスの編集方法がわかったところで、実際にプロのオペレーターたちがどんな考え方でカスタマイズしているのか、その戦略を紹介します。
最大のポイントは**「左手だけで完結させること」**です。
キーボードの右側にあるキー(例えばPやLなど)は、左手で押そうとすると体勢が崩れたり、右手のマウスから手を離す必要が出てきたりします。
これを防ぐために、よく使うコマンドをキーボードの左側エリア(**Q, W, E, R, A, S, D, F, Z, X, C, V**付近)に集約させるのが上級者のテクニックです。
デフォルトの設定にこだわらず、物理的に押しやすいキーを優先して配置を変更することで、入力スピードは飛躍的にアップします。
具体例
例えば、線分(LINE)はデフォルトで「L」ですが、キーボードの右側にあるので、左手で押しやすい「A」や「S」などに割り当てる人もいます。
また、複写(COPY)を「C」、移動(MOVE)を「V」(キーボードの下段で押しやすい)に設定するなど、自分の手の大きさや指の動きに合わせて最適な配置を探してみてください。
さらに、「画層管理(LAYER)」のように頻繁にウィンドウを開くコマンドも、初期設定の「LA」から「1」や「Q」などの1文字に変更しておくと、ストレスなく画層を切り替えられます。
まとめると…
– **1文字で実行できるコマンドを増やす**
– **左手エリアに集約する**
この2点を意識してpgpファイルを育てていくことが、AutoCADの作業効率化の最終形態です。
最初は慣れないかもしれませんが、一度馴染んでしまえば、もう元の設定には戻れないほど快適になりますよ。
ぜひ自分だけの最強設定を作ってみてください!
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